2025年新発売!高性能ハウスメーカー住宅6選を徹底解説

2025年新発売!高性能ハウスメーカー住宅6選を徹底解説

2025年、各ハウスメーカーから注目の高性能住宅が続々と登場しています。

今回の記事では、この半年で発売されたばかりの選りすぐりの6商品を一挙にご紹介します。

快適性、省エネ性、安全性といった現代の住まいに求められる要素を最高水準で満たしたこれらの新商品は、あなたの理想の家づくりを強力に後押ししてくれるでしょう。

  1. 1. サーラ住宅「進化極み」:最高レベルの断熱性と全館空調で極上の快適さを実現
    1. 断熱性能:
    2. 全館空調システム:
    3. 湿度コントロール:
    4. ランニングコスト:
    5. 設計力:
    6. こんな方におすすめ:
  2. 2. アルネットホーム「極暖の家プレミアム」:ダブル断熱とパッシブデザインで省エネ性能を最大化
    1. 断熱性能:
    2. ダブル断熱仕様:
    3. パッシブデザイン:
    4. 省エネ設備:
    5. 注意点:
    6. こんな方におすすめ:
  3. 3. 積水ハイム「新スマートパワーステーション+(プラス)」:最高峰の耐震性とエネルギー自給自足
    1. スペースパフォーマンス(スペパ)の向上:
    2. 構造・耐震性:
    3. 強力な太陽光発電システム:
    4. 大容量蓄電池:
    5. 注意点:
    6. こんな方におすすめ:
  4. 4. 積水ハイム「ザ・デザインズ・ハイムD1」:平屋の魅力を最大限に引き出すデザインと高性能
    1. ダイナミックなアーキテクトデザイン:
    2. ワンフロアの暮らしをより豊かにする一体型提案:
    3. 快適で災害時も安心なスマート&レジリエンスな住まい:
    4. 注意点:
    5. こんな方におすすめ:
  5. 5. ダイワハウス「Xevo Ω(ジーヴォ・オメガ)M3」:都市の狭小地で最大限の空間活用と安心を
    1. 敷地を無駄なく活用できるスペースパフォーマンス:
    2. 高いプランニング力:
    3. 快適性と安全性:
    4. 注意点:
    5. こんな方におすすめ:
  6. 6. ヘーベルハウス「フレックスアスガルド」:邸宅らしい空間と高い防災性能を両立した都市型3階建て
    1. 邸宅らしい豊かな空間創造:
    2. 洗練された外壁デザイン:
    3. 高性能と防災性:
    4. 注意点:
    5. こんな方におすすめ:
  7. 2025年新発売!高性能ハウスメーカー住宅6選を徹底解説:まとめ

1. サーラ住宅「進化極み」:最高レベルの断熱性と全館空調で極上の快適さを実現

1. サーラ住宅「進化極み」:最高レベルの断熱性と全館空調で極上の快適さを実現

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,180万円(税込・総額込み)

「住まいとは大切な暮らしの基盤」をテーマに掲げるサーラ住宅は、地震や台風といった自然災害、そして高温多湿で寒暖差が激しい日本の気候風土に適した家づくりを得意としています。

彼らは「住み心地の良さは数値だけでは語れない」という考え方のもと、家族の暮らしに抜群の快適さを約束する住まいを提供し続けています。

その快適さは、健康住宅と呼べるほどの品質。

薬剤を使わないシロアリ対策や、部屋ごとの温度差をなくす「温度のバリアフリー」など、快適さの一歩先を見据えた健康対策にも抜かりがありません。

また、「建つとの暮らしに責任を」という観点から、50年にわたる無償点検をはじめ、充実したアフターサービスと保証体制にも力を入れています。

そんなサーラ住宅の新商品「進化極み」は、まさにその名の通り。

優れた商品力を極上の住み心地と言えるレベルにまで進化させた、非常に快適な高性能住宅です。

断熱性能:

まず何と言っても、断熱等級7という最高ランクを実現しています。

断熱性能とは、外気温の影響を受けにくくし、室内温度を安定させる家の能力のこと。

等級7は現在新築時に義務化されている等級4をはるかに上回るレベルで、冷暖房効率が良く、夏は涼しく冬は暖かいのが当たり前です。

従来よりも屋根、壁、基礎、窓の断熱性能をグレードアップすることで、冬の出音(室内の最低温度)は暖房なしでも概ね15℃以上を保ちます。

最低基準の等級4と比べると、冷暖房費を約40%も削減できるという、快適と省エネを両立した住まいです。

全館空調システム:

等級7という極めて高性能な家に、さらにFHアライアンス社の「マッハシステム」という全館空調システムを搭載しています。

家中に冷暖房を循環させ、温度を均一に保つこのシステムは、部屋ごとのエアコン設置が不要で、リビングから寝室、廊下、トイレ、脱衣所まで、家全体を快適にしてくれます。

高気密高断熱な住宅ほど快適性と省エネ性を最大限に引き出すマッハシステムは、「進化極み」との相性が抜群。

温度差による不快感を解消しつつ、冷暖房の効率向上と電気代の節約につながり、コスパ良く「温度のバリアフリー」を実現します。

湿度コントロール:

高性能住宅と全館空調の組み合わせで起こりがちな乾燥などの湿度問題にも対応しています。

一般的に住まいに適した年間湿度は40%から60%とされていますが、「進化極み」では365日その範囲内を保つことが可能です。

パナソニックが開発した住宅向けの天井埋め込み型加湿ユニット「アクアシッター」を導入し、家中の湿度を24時間自動でコントロール。

自動給排水やフィルター清掃も不要なため、日々のお手入れやメンテナンスの手間も軽減されます。

また、ビルトインタイプであるため省エネ性も高く、一般的な据え置き型加湿器に比べ消費電力を約32%も軽減できます。

ランニングコスト:

断熱等級7、365日の全館空調自動システムというあらゆる角度から快適性を極めているにもかかわらず、個別でルームエアコンを使用している平均的な住宅と比較すると、光熱費をなんと約40%も削減できます。

さらに、採用システムは特殊なメンテナンスが不要なため、一般的な全館空調の家で10年から15年に一度かかるメンテナンスコストのおよそ1/3の費用で済みます。

通常、快適さや安心感を重視するか、ランニングコストやメンテナンスの安さを重視するかという二者択一になることが多いですが、「進化極み」ならその両方を非常に高い次元で両立できます。

設計力:

お客様の理想の住まいを実現するため、経験豊富な熟練の設計士による専任チームが結成されます。

一人ひとりがそれぞれの専門性を持ち、あらゆる要望を叶えられるチームが、お客様の夢を深くヒアリングし、心血を注いで最適なプランを提案してくれます。

「進化極み」の機能性に負けないレベルでデザイン性や住み心地という意味での快適性を追求した、唯一無二の住まいを設計してくれるのは、注文住宅でゼロから家を建てたい人にとってこの上なく魅力的でしょう。

こんな方におすすめ:

湿度の快適性を深く極めつつ光熱費も抑えたい方、注文住宅の醍醐味を生かしたこだわりの設計提案が欲しい方にぴったりの新商品です。

2. アルネットホーム「極暖の家プレミアム」:ダブル断熱とパッシブデザインで省エネ性能を最大化

2. アルネットホーム「極暖の家プレミアム」:ダブル断熱とパッシブデザインで省エネ性能を最大化

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,300万円(税込・総額込み)

アルネットホームは、「高性能+生活提案+工法化」の3つの柱を大切にし、住む人の心と体をしっかりと支える高品質なデザイン住宅を得意としています。

家づくりの打ち合わせは、最近では効率重視のメーカーが多い中で、実にじっくりと丁寧に行われます。

営業担当者が間取り図を書くのではなく、自社の設計士とインテリアコーディネーターがお客様一人ひとりのこだわりに真摯に向き合い、「これだ!」という設計デザインを提案してくれます。

施主のペースや要望に合わせて対応してくれる、まるで地域密着型の工務店のような良さがありながら、その一方で35年の長期保証や24時間対応のコールセンターがアフターケアに対応するなど、全国規模のハウスメーカーに引けを取らないサービス面も魅力です。

アルネットホームはなんと創業から45周年を迎え、引き渡し棟数は1万棟超え。

そして2023年には「House of the Year in Energy」省エネ住宅特別優良企業を受賞するなど、その省エネ性に長けた高品質な家づくりは高い評価を得ています。

そして今からご紹介する「極暖の家プレミアム」は、そんなアルネットホームが誇る45周年記念を祝した新商品です。

断熱性能:

断熱等級7と、やはり「極暖」というだけあって、しっかりと最高ランクをクリアしています。

現行の最低基準である等級4を大きく上回った万全な断熱性能です。

ダブル断熱仕様:

電気代が安いと言える大きな理由は、何と言っても「ダブル断熱」の仕様になっていることです。

家をすっぽりと断熱材で覆う「魔法瓶断熱」と呼ばれる設計に加えて、外側から断熱材を張って外気を遮断する「外張り断熱」。

その両方を同時に行うダブル断熱だからこそ、屋根や壁、床、窓、玄関といった熱の大きな出入り口をしっかり断熱できるのはもちろん、隅々まで快適な室温を損なわないようにできます。

断熱材自体も国内トップクラスの「ネオマフォーム」といった高性能なものを惜しみなく使用しています。

パッシブデザイン:

そんな高性能な構造に加えて、「極暖の家プレミアム」では「パッシブデザイン」と木材の活用を採用している点も省エネ住宅としての魅力です。

パッシブデザインとは、太陽の光や風などを利用して、自然のエネルギーで快適な住環境を実現する設計手法のこと。

そこでこの商品では、日本で古来より愛されている「縁側」の考え方を採用しています。

縁側があることで、夏は深い軒が日陰を作り、室内に侵入する日光を遮蔽して冷房の負担を軽減。

冬は太陽の位置が低く、温かい日の光を室内にたっぷりと取り込むことができ、体に優しい温まり方をしてくれます。

そこに木材の床の効果が加わることで、パッシブデザインの良さが一層際立ち、エネルギーを非効率的に使わずに済む省エネな暮らしを叶えられます。

ちなみに、こうした木材の木目でできた縁側や、そこで感じられる庭先の自然の音や風といったものは「1/fゆらぎ」と呼ばれる自然現象に該当し、リラックス効果のある心地よさを自然と生み出してくれます。

自宅で森林浴のような心地よさが得られ、より一層リラックスして落ち着ける空間になるため、実は無駄な外出を抑えることにも繋がります。

省エネ設備:

「極暖の家プレミアム」でより具体的に無駄な電気代を抑えてくれるのが、「トライブリッド蓄電池」という設備を導入したプランです(※一部オプション)。

これは、電気代が安価な時間帯に電気を蓄え、高い料金の時間帯に蓄電した電気を活用することで、光熱費を節約できる画期的な蓄電システムです。

具体的には、日中は太陽光発電で発電した電力を消費し、余剰分は蓄電池に充電。

そして夜間は蓄電池から電力を供給することで、太陽光発電だけで家庭の電力を賄うことが可能になります。

注意点:

「極暖の家プレミアム」の参考プランでは、建物本体の金額のみだと2階建て3LDK、30.8坪で税込み2601万円と、ミドル価格帯のコスパの良さを感じられるものとなっています。

しかしアルネットホームでは素材も含めて非常に広い幅から選ぶことができるため、例えば瓦屋根や天然石などのこだわりものによっては、ミドル価格帯の良さを活かせなくなる場合もあるので、要望の取捨選択には注意しましょう。

こんな方におすすめ:

パッシブデザインと省エネ性能を両立させたい方、大手メーカーと地域密着型工務店の良さを足して割ったような家づくりをしたい方にオススメできるハウスメーカーです。

3. 積水ハイム「新スマートパワーステーション+(プラス)」:最高峰の耐震性とエネルギー自給自足

3. 積水ハイム「新スマートパワーステーション+(プラス)」:最高峰の耐震性とエネルギー自給自足

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,600万円(税込・総額込み)

積水ハイムは「一歩先にある未来の住まいづくり」を目指し、巨大地震への万全な備えと光熱費高騰への対策をしっかり叶えた省エネ住宅を建てる、性能重視型のハウスメーカーです。

近年では、在宅ワークが浸透し自宅で過ごす時間が増えたことにより、多目的な空間設計のニーズが高まったことを受け、多様な個性ある要望を満たせる家づくりも得意としています。

そんな中、この「新スマートパワーステーション+(プラス)」は、積水ハイムの持ち味である高耐震と省エネ性能にプラスして、限られた空間の利用効率を高めるスペースパフォーマンス(スペパ)を高めた、性能も設計も申し分のない商品となっています。

スペースパフォーマンス(スペパ)の向上:

この商品で特筆すべきなのが、新案の半屋外空間「グランキャビン」です。建物の内と外をつなぐ中間領域として、屋根と壁に囲われた半屋外の真空間となっており、囲いが確保されている安心感と同時に、自然を身近に感じられる開放感が得られます。

土足や水濡れなど汚れを気にせず使うことができるのも嬉しいポイント。

テラスやバルコニーとは異なり、強い日差しや雨風を避けるため天候を選ばず使うことが可能です。

くつろぎや遊び、ペットの居場所、ガレージなど、自分らしく過ごせる多彩な住環境を実現できます。

構造・耐震性:

家の構造は、積水ハイムならではの工場で高精度に作り込む強靭な鉄骨ユニット工法で製造されているため、なんと最大約40畳もの大空間を難なく確保できます。

それだけの開放感を得つつも耐震性は業界最高峰のため、生涯にわたって非常に安心感の高い住み方が可能です。

例えば、子供が成長した後に間取り変更が必要になった場合なども、大胆なリノベーションが叶えられます。

強力な太陽光発電システム:

「新スマートパワーステーション+」という名前からもお分かりの通り、強力な太陽光発電システムを搭載。発電した電力を家庭で使える電力に変換するパワーコンディショナーを強化するなど、スマートシステムが最先端化されています。

こうしたスマートシステムにより、積水ハイムのモデルプランデータによると、消費電力量のうち電力会社から購入が必要な電気はわずか20%。

つまり、エネルギー自給自足率が80%にも上る家となっています。

1年のうち冬季などを除く230日間は、ほぼ太陽光のクリーンエネルギーだけで生活できる上に、年間の光熱費はこうしたシステムや蓄電池を設置しない住宅と比較して、なんと年間約27万円も削減することが可能。

非常にエコでお財布に優しい住まいが叶います。

大容量蓄電池:

蓄電池も従来品より設置スペースを広げることなく、使用可能な電力量だけが拡大しました。

近年頻発化する自然災害リスクに対応し、災害後に停電が続く長期停電の場合でも、冷蔵庫、携帯充電、照明、テレビなどの最低限必要な家電を使用するだけであれば、なんと4日間にも及んで使用可能な電力が確保できます。

「何が起きても大丈夫」という安心した暮らしを約束してくれるのは本当に心強いですよね。

注意点:

やはり高品質な鉄骨住宅である分、木造住宅と比べて価格は高めであり、家自体の気密断熱性は木造よりも低い傾向にあります。

しかし、快適性と安心感、省エネ性能は抜群なため、多少初期コストを多く払っても、「住み始めてから何の心配もない暮らしを叶えたい」方にはぴったりと言えるでしょう。

こんな方におすすめ:

強靭な耐震性と自由で個性ある開放的な間取りを両立したい方、圧倒的な省エネ性能でエネルギー自給自足の暮らしを実現したい方に必見の住宅です。

4. 積水ハイム「ザ・デザインズ・ハイムD1」:平屋の魅力を最大限に引き出すデザインと高性能

4. 積水ハイム「ザ・デザインズ・ハイムD1」:平屋の魅力を最大限に引き出すデザインと高性能

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,400万円(税込・総額込み)

近年、一世帯あたりの人数の減少や、自宅で過ごす時間をより豊かにしたいという要望の増加に伴い、全国的に平屋の着工棟数は増加傾向にあります。

積水ハイムでも平屋の着工棟数は非常に増えており、積水ハウスや住友林業、ダイワハウスといった大手ハイブランド系メーカーに注目している人ほど必見の新商品が、この「ザ・デザインズ・ハイムD1」です。

「ザ・デザインズ・ハイムD1」は、優れたデザイン性による洗練された住み心地と、平屋ならではのワンフロアの暮らしの豊かさを追求した住まいとなっています。

積水ハイムならではの、工場で大半を作るユニット工法の特徴であるコストパフォーマンス性も生かしつつ、できるだけ建築コストを抑制しながら、幅広いお客様へ良質な住宅を提供することをコンセプトとしています。

そんな本商品の魅力は大きく分けて3つあります。

ダイナミックなアーキテクトデザイン:

独自の鉄骨ユニット住宅が持つ強さと設計自由度、そして工場生産技術による優れた品質を最大限に生かしつつ、そこに熟練のデザイナーの知見やノウハウを掛け合わせ、平屋の豊かな暮らしの魅力を存分に引き出すデザインが特徴です。

例えば外観スタイルでは、フラット屋根か傾斜屋根という存在感のある2種類の大屋根から好みに合わせて選ぶことができます。

フラット屋根スタイルでは、力強い水平ラインを基調とした鉄骨住宅ならではの機能美を実現。

傾斜スタイルでは、高さのあるダイナミックな勾配天井が縦方向に広がる余白のある美しさを演出してくれます。

どちらも非常に迫力があり、住宅街でもひときわ輝く存在感のあるデザインです。

ワンフロアの暮らしをより豊かにする一体型提案:

前述の大屋根の下は深い軒や大開口が叶えられるため、四季を生かした「夏は涼しく冬は暖かい」自然と調和するパッシブデザインを実現できます。

建物の内と外がつながる伸びやかな住環境を実現し、内空間が拡張されることにより、ワンフロアでも開放的に、そして窮屈さとは無縁な多彩な暮らし方を実現できます。

前述の積水ハイムの新商品「新スマートパワーステーション+」と同様、屋外空間の「グランキャビン」はもちろん、日本建築の離れを思い起こさせる独立空間「グランキャビン離れ」という、周囲を気にせず趣味や仕事の時間に没頭することが可能な、邸宅のような贅沢さを演出できる設計も可能です。

また、傾斜スタイルを選べば、天井高最大5.3mの吹き抜けを設け、縦と横両方に置いて開放感とゆとりのある暮らしを演出することができます。

加えて、平屋と家の中二階などの遊び心ある空間活用も可能となっています。

快適で災害時も安心なスマート&レジリエンスな住まい:

床面積に対して外気に触れる面積比率の多い平屋において、快適な温熱環境を高いレベルで実現するのは通常難しいものですが、「デザイナーズハイムD1」は難なくそれをクリア。

工場生産技術を生かした高度な気密断熱施工で断熱等級6に標準対応しており、さらに積水ハイム独自の換気・空調システム「快適エアリー」で床下空間を温めることで、冬場も足元から暖かく心地よい暮らしを実現可能です。

また「新スマートパワーステーション+」と同様に、積水ハイムの強みであるエネルギー自給自足率の高さも備わっています。

太陽光を活用した大容量発電システムや大容量蓄電池で無理せず光熱費を抑えながら、日々の快適性はもちろん、災害時や停電時の安心も叶えてくれます。

クールなデザインに一辺倒ではないセンスのある大空間、そこに大開口の窓を設けても断熱性は最高ランクに迫る勢い。

そんな快適性の高い開放感を誇りながらも、地震と火災に極めて強いという、かなりハイレベルなバランスの良さを持つ邸宅です。

注意点:

郊外の広めの土地に大きく構えたいといったケースの人ほどマッチする住宅となっているため、建てたい土地の地形やそのエリアの周辺環境的に大開口の平屋はマッチしなそうという場合は、あえてこの住宅を選ぶメリットが薄れてしまうため要注意です。

こんな方におすすめ:

デザイン性も開放的な間取りも高性能な仕様も妥協したくない方、エネルギー効率の非常に高い快適で安心な平屋に住みたい方は、ぜひ検討してみましょう。

5. ダイワハウス「Xevo Ω(ジーヴォ・オメガ)M3」:都市の狭小地で最大限の空間活用と安心を

5. ダイワハウス「Xevo Ω(ジーヴォ・オメガ)M3」:都市の狭小地で最大限の空間活用と安心を

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,840万円(税込・総額込み)

ダイワハウスは、注文住宅業界のパイオニアとして、業界屈指の技術力を持つハイブランド系ハウスメーカーです。

木造と鉄骨の両方を得意とし、特に軽量鉄骨においては極めて高い自由度を誇っています。

Xevo Ω M3」は、「広い敷地に建てることも、理想の全てを叶えることも難しいかもしれないけれど、それでも都市で暮らしたい」という現代の都市生活者における思いに応えるために生まれた、心と安心を両立してくれる「都市にちょうどいい3階建て住宅」です。

敷地を無駄なく活用できるスペースパフォーマンス:

独自の軽量鉄骨ブレース構造にすることで、室内が柱によって邪魔されることなく、お気に入りの家具をすっきりとレイアウトできる抜け感のある空間を実現。

一般的な重量鉄骨3階建ての家よりも、各階畳約1畳分もスペースを広く取ることができ、3階建てで合計畳約3畳分も広く取れるため、その差は無視できない大きな差を生みます。

(ちなみに、一般的に鋼材の板厚が6mm未満の場合は軽量鉄骨、6mm以上の場合は重量鉄骨と呼ばれています。)

高いプランニング力:

スペースパフォーマンスが抜群の設計力にダイワハウスならではの高いプランニング力も組み合わさることで、様々な制限がかかりがちな都会の狭小地でも、しっかりとお客様の要望を叶える住環境を確保してくれます。

例えば、都市の3階建て住宅では横に空間を広げられるほどの敷地がないため、「Xevo Ω M3」では高さ制限をクリアしつつ天井高を調整し、床を下げることで空間に縦方向の広がりを生み出すことが可能です。

敷地の制限で諦めなければならないと思っていた開放感を、制限の範囲内で最大限にもたらしてくれるのは、向こう数十年の住み心地に本当に大きな差を生みます。

快適性と安全性:

もちろんダイワハウスは断熱性能の非常に高い鉄骨住宅を建てるため、「Xevo Ω M3」も優れた快適性を有しています。

内と外のダブル断熱という手法で内外の両側からしっかりと断熱を施すことで、夏の快適な暮らしが叶うのはもちろん、高効率な省エネ力を持つZEH住宅となっています。

加えて、都市型住宅を想定しているだけあり、今後予想される巨大地震に対する耐震性はもちろん、隣家からの火災による延焼をしっかりと防げる耐火性、そして侵入されない家づくりをテーマに施された防犯性能もピカイチです。

注意点:

断熱性能は高めと言っても標準では等級5となっているため、それ以上を求める方はオプションでの対応が必要となる点と、求める断熱性によっては壁が分厚くなり、スペースを圧迫してしまう可能性がある点は念頭に入れておきましょう。

こんな方におすすめ:

限られた都会の狭小地でも最大限スペースを確保したい方、鉄骨でもしっかりと断熱し、地震や火災の対策も万全にしたい方に、ぜひ検討してみましょう。

6. ヘーベルハウス「フレックスアスガルド」:邸宅らしい空間と高い防災性能を両立した都市型3階建て

6. ヘーベルハウス「フレックスアスガルド」:邸宅らしい空間と高い防災性能を両立した都市型3階建て

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

  • 参考価格: 3,600万円(税込・総額込み)

ヘーベルハウスといえば、独自の美しさで大人気の外壁材「ヘーベル」を使用しており、その美しいデザインやハイブランドならではの提案力、そして強靭な防災対策が魅力の鉄骨メーカーです。

軽量コンクリート材である「ヘーベル」は、厚みがあって彫りが深く、見た目に高級感と重厚感があり、誰が見てもヘーベルハウスだと分かるかっこいい外観になります。

それと同時に耐火性が非常に高く、ヘーベルの中に含まれる気泡で熱を伝えにくくしているので、隣接する建物が燃えていても、火の燃え移りを防ぐことができます。

そのため、住居が近い距離で隣接する都市部で、近所に自慢できるような、まさにハイブランドな家を建てたい方には非常にマッチするメーカーと言えます。

そんなヘーベルハウスの新商品「フレックスアスガルド」は、先ほどのダイワハウスの都市型住宅とはまた異なる暮らしを追求した都市型邸宅商品となる大型3階建て住宅です。

邸宅らしい豊かな空間創造:

多彩な天井高のバリエーションを持っているため、1階から3階の縦空間を異なる高さにすることで、そのフロアごとに最適な心地よさ、開放感を演出することができます。

もちろん、重量鉄骨造の邸宅ならではとも言える大開口の窓も、他のメーカーの商品とは一線を画する開放感を実現可能です。

耐震フレームを極限まですりむ化しつつも、熱を伝えにくいガラス面を拡大することで、大きな窓でも断熱性が落ちるどころか、より断熱性能を向上させることができています。

冬場に外の景色がしっかりと見える開放感を味わいつつ、窓際でコーヒーを飲んでほっと一息ついても、室内空間が足元まで寒さを感じない断熱性を有しているのは本当にありがたいですよね。

洗練された外壁デザイン:

注目の外壁には、マグマや溶岩が冷えて固まる際に収縮してできる柱状の割れ目をモチーフにしたランダムな縦目地(たてめじ)の外壁デザイン「ランダムバーシカル」を新たに投入。

力強くシームレスな大壁面が建物をより伸びやかに見せてくれます。

そこに、硬く希少な鉱物であるレウムをモチーフとした外壁吹き付け色「ミディウムブラック」を掛け合わせることで、マットで高級感な質感に満ちた外観が実現し、力強い存在感を醸し出せます。

高性能と防災性:

重量鉄骨住宅であるにもかかわらず、断熱等級は6が標準仕様

これは高気密高断熱の木造住宅と同レベルの断熱性を叶えながらも、それと同時にこれ以上ないほど地震と火災に強い防災住宅でもあります。

クールなデザインに一辺倒ではないセンスのある大空間、そこに大開口の窓を設けても断熱性は最高ランクに迫る勢い。

そんな快適性の高い開放感を誇りながらも、地震と火災に極めて強いという、かなりハイレベルなバランスの良さを持つ邸宅です。

注意点:

やはり価格は高めです。3階建てが可能な大型邸宅商品にしては価格を抑えて建てられるものの、無理のない予算設定の範囲内で家づくりを進めなければ、オプションの量次第では「こんなはずでは」という金額に達してしまいます。

こんな方におすすめ:

ヘーベルハウスの魅力を最大限に生かした邸宅を建てたい方、クールで重厚なデザインに高性能を掛け合わせたい方にマッチする新商品です。

2025年新発売!高性能ハウスメーカー住宅6選を徹底解説:まとめ

  • 全般的な傾向: 2025年新発売の住宅は、快適性、省エネ性、安全性を最高水準で追求。
  • サーラ住宅「進化極み」:
    • 断熱等級7(最高ランク)と全館空調「マッハシステム」で究極の快適性を実現。
    • 光熱費約40%削減とメンテナンス費用抑制を両立。
  • アルネットホーム「極暖の家プレミアム」:
    • 断熱等級7のダブル断熱とパッシブデザインで高い省エネ性能。
    • 自然の恵みを活かし、リラックス効果のある空間を提供。
  • 積水ハイム「新スマートパワーステーション+(プラス)」:
    • 業界最高峰の耐震性とエネルギー自給自足率80%を達成。
    • 大空間と半屋外空間「グランキャビン」で多様なライフスタイルに対応。
  • 積水ハイム「ザ・デザインズ・ハイムD1」:
    • 平屋の魅力を最大限に引き出すデザイン性と高性能を両立。
    • 断熱等級6標準対応で快適、災害時も安心。
  • ダイワハウス「Xevo Ω(ジーヴォ・オメガ)M3」:
    • 都市の狭小地で軽量鉄骨ブレース構造により最大限の空間活用を実現。
    • 高い断熱性、耐震性、耐火性、防犯性を兼ね備えた都市型3階建て。
  • ヘーベルハウス「フレックスアスガルド」:
    • 独自の外壁材「ヘーベル」と洗練されたデザインで邸宅感を演出。
    • 高い断熱性(等級6)と、地震・火災に極めて強い防災性能を両立。
  • ダイワハウス「スマートメイドハウジング」:
    • 2,300超のプランと29万通り以上のバリエーションから選べる企画・セミオーダー住宅。
    • 主力注文住宅と同品質ながらコストを抑え、補助金も活用可能。
  • 家づくりの成功の鍵:
    • ハウスメーカーや商品だけでなく、優秀な営業担当者の存在が極めて重要。
    • 展示場へのいきなりの訪問や資料請求は避け、紹介サービス「お家キャンバス」の利用を推奨。