注文住宅でゴキブリとサヨナラ!快適な家づくりのヒント5選

新しい家を建てるって、すごくワクワクしますよね!

せっかくなら、家族みんなが毎日笑顔で過ごせる、清潔で快適な家にしたいものです。

でも、「ゴキブリだけは勘弁!」と思っている人も多いのではないでしょうか?

実は、ゴキブリが家に入ってくるのを防ぐには、家を建てる段階からしっかり対策を考えるのがとっても大切なんです。

今回は、ゴキブリを寄せ付けない夢のマイホームを実現するための、大切な5つのポイントを分かりやすくお話しします。

 

家の設計段階で「ゴキブリの侵入経路」を徹底的にシャットアウト!

注文住宅でゴキブリとサヨナラ!快適な家づくりのヒント5選新しい家を建てるって、すごくワクワクしますよね!せっかくなら、家族みんなが毎日笑顔で過ごせる、清潔で快適な家にしたいものです。でも、「ゴキブリだけは勘弁!」と思っている人も多いのではないでしょうか? 実は、ゴキブリが家に入ってくるのを防ぐには、家を建てる段階からしっかり対策を考えるのがとっても大切なんです。今回は、ゴキブリを寄せ付けない夢のマイホームを実現するための、大切な5つのポイントを分かりやすくお話しします。 1. 家の設計段階で「ゴキブリの侵入経路」を徹底的にシャットアウト! 家を建てるときに、ゴキブリが家の中に入ってこられないように、隠れた**「入り口」**をしっかりふさぐことが何よりも大切です。まるで、泥棒が入ってこないようにカギを厳重にかけるのと同じようなイメージですね。 外壁と家の土台の隙間をなくそう 家の壁と土台のつなぎ目には、目には見えないけれど、小さな隙間やヒビ割れがあることがあります。ゴキブリは、そんなわずかな隙間からスルッと家の中に入ってきてしまうんです。 だから、家を建てるときには、この隙間をゴムのような特別な材料(シーリング材)でしっかり埋めてもらいましょう。このシーリング材は、雨水が入るのを防ぐだけでなく、ゴキブリのような小さな虫も通さないようにする力を持っています。この作業をきちんとやってもらうことで、ゴキブリの侵入を根本から防ぐことができるんですよ。 窓やドア周りの「すきま風」をなくそう 窓やドアの周りは、ほんの数ミリの隙間があるだけでも、ゴキブリは簡単に通り抜けてしまいます。だから、家を建てる際には、気密性が高い、つまり隙間ができにくい窓やドアを選ぶことがとても重要です。 例えば、窓には断熱効果も高めてくれるゴム製のパッキンが付いているものを選んだり、玄関ドアは閉まると自動的に隙間をふさいでくれる機能があるものだと安心です。また、網戸の下の部分に、隙間を調節できる仕組みが付いているタイプもおすすめです。こうすることで、外とつながるすべての場所で、ゴキブリの侵入をしっかりと防ぐことができるんです。 配管が壁を通る穴は「多重防御」で守ろう お風呂やキッチン、洗面所など、水回りでは水道管や排水管、換気扇のダクトなどが壁や床を通っています。この**「貫通部」**と呼ばれる場所は、どうしても隙間ができやすいんです。 ここからゴキブリが侵入してこないように、いくつかの対策を組み合わせて**「多重防御」**を実現しましょう。たとえば、ステンレス製の筒を穴に通して物理的に道をふさいだり、ゴムのような材料で隙間を完全に埋めたりします。さらに、配管の周りに虫が入ってこられないようなネットが付いた枠を取り付けるのも効果的です。こうすることで、配管周りのわずかな隙間も、長くゴキブリから守れるようになります。 2. ゴキブリが「嫌がる」素材の建材を選んでみよう! 家を建てる時に使う材料を選ぶのも、ゴキブリ対策には大切なポイントです。ゴキブリが住みにくく、お掃除がしやすい素材を選びましょう。 水や汚れに強い床材で清潔に保つ 普通の木のフローリングは、水や油汚れが染み込みやすく、床の隙間に湿気やゴミがたまりがちです。これが、ゴキブリにとって居心地の良い場所になってしまいます。 そこで、おすすめなのが、LVT(ビニル床タイル)や硬質ホモジニアスシート、タイルフローリングといった床材です。これらは、ほとんど隙間がなく、水や汚れにとても強いのが特徴です。汚れをはじいてくれるので、お掃除がしやすく、いつも乾燥した清潔な床を保てます。ツルツルした表面はゴキブリの隠れ場所も減らしてくれるので、一石二鳥ですね。 お掃除が楽になるキッチン設備を選ぼう キッチンは、食べこぼしや油汚れが出やすい場所なので、ゴキブリが寄ってくる大きな原因になります。だから、汚れが残りにくい設計にすることが絶対条件です。 特に、シンクと調理台の間に継ぎ目がない一体成形シンクや、表面がガラス質で油汚れもこびりつきにくいホーロー製のキッチンパネル、そしてデコボコがなくサッと拭けるフラットなガラストップコンロなどがおすすめです。これらの素材を組み合わせることで、キッチンの汚れを最小限に抑え、結果的にゴキブリの発生を強力に防ぐことができますよ。 3. 水の通り道や空気の通り道にも「防虫ガード」を! 家の中には、水が流れる場所や空気が入れ替わる場所があります。こうした見落としがちな場所にも、しっかり対策をしましょう。 排水口の「水のフタ」をしっかりチェック! お風呂や洗面台、シンクの排水口の下には、**封水トラップ(水がたまる仕組み)**というものがあります。これは、水がたまっていることで、ゴキブリや嫌なニオイが下から上がってこないようにする、大切なフタの役割をしています。 家を建てるときに、このトラップがきちんと付いているか確認してもらい、住んでからも定期的にチェックすることが大切です。例えば、長い間使わない排水口は、月に一度水を流して、水がたまっている状態を保ちましょう。また、ゴミ受けの目詰まりを掃除して、水がスムーズに流れるようにすることも忘れずに。 換気口には「細かい網」を付けよう 壁や屋根にある、空気を入れ替えるための穴(換気口)には、ゴキブリのような小さな虫が入ってこないように、**網戸のように細かい網(防虫金網)**を付けることがおすすめです。網の目が1.5mmよりも小さいものが良いでしょう。 この網は、年に一度、取り外して水洗いし、ホコリなどで詰まらないようにすることが大切です。また、網を取り付けている周りのゴム(シーリング)にヒビがないかもチェックして、もしあれば補修しましょう。 床下の通気口には「頑丈な格子」を 家の土台部分にある床下への通気口も、ゴキブリの侵入経路になることがあります。普通のカバーだけでは不十分な場合があるので、**格子(こうし)**が付いた防虫フードを組み込むことを考えましょう。 格子の幅が3〜5mmくらいの金属製のものを選び、さらに格子の後ろに虫を通さないフィルターを付けて、二重にブロックするのが効果的です。床下は湿気や土ぼこりにさらされるので、ステンレスやガルバリウム鋼板といった、サビに強くて丈夫な素材を選ぶのがおすすめです。 4. 家を建てるときに「虫よけの薬」も使ってもらおう! 注文住宅を建てるときに、ゴキブリが嫌がる薬を塗ったり、特殊な防虫対策を施工してもらったりすると、長期的にゴキブリの侵入を防ぐ効果が高まります。 建物に「防虫バリア」を作るコーティング 家の外壁や隙間に、ゴキブリが嫌がる成分を含んだコーティング剤やシーリング材を塗ってもらいましょう。これが、ゴキブリの侵入を防ぐ**「バリア」**の役割を果たしてくれます。 例えば、外壁には、モルタルやサイディングなど、それぞれの外壁材に合った防虫コーティング剤を塗ってもらいます。塗ることで、ゴキブリを寄せ付けない層が表面にでき、その効果が長く続くのに、見た目も損ないません。窓やドアの周りの隙間にも、虫よけ効果のあるシーリング材を埋めてもらうと、気密性も高まり、ゴキブリの侵入を二重で防げます。 シロアリ対策と「一緒に」ゴキブリ対策も! 新しい家では、シロアリ対策も欠かせませんよね。実は、シロアリ対策とゴキブリ対策は、同時に行うと費用を抑えられるだけでなく、お互いに良い影響を与え合うことが多いんです。 例えば、シロアリ対策でゴキブリの通り道にエサを置いて巣ごと駆除する**「ベイト工法」と、床下の土や家の土台に薬をまいて長く効果を持続させる「散布工法」**を組み合わせると、高い防除効果が期待できます。また、シロアリ対策で行う床下の土を処理する工事は、床下の湿気を抑える効果もあります。湿気はゴキブリも大好きなので、湿気が減ればゴキブリも住みにくくなるというわけです。 5. 家に住み始めてからも「定期的なお手入れ」と「早めの対応」! 家が完成して住み始めてからも、ゴキブリが快適に過ごせないように、定期的にお手入れをしたり、もし見かけたら早めに対応することが大切です。 隠れた場所「パイプスペース」を定期的にチェック 床下や壁の裏にあるパイプスペースは、ゴキブリが隠れていたり、卵を産んだりしやすい場所です。だから、半年に一度くらいの頻度で、以下のポイントをチェックしましょう。 配管のつなぎ目に隙間やヒビがないか、ゴムのようなシーリング材が劣化していないか確認する。 配管の周りに、結露や水漏れによる水たまりがないか、特に梅雨の時期などは注意して見る。 換気口の周りに、ホコリやゴミがたまっていないか、数ヶ月に一度は確認する。 住み始めてすぐに一度チェックし、その後は季節の変わり目などに合わせて定期的にチェックすることで、ゴキブリの侵入を早めに防ぐことができます。 ゴキブリのエサ剤やトラップを上手に使う もしゴキブリを見かけるようになったら、市販のゴキブリ用エサ剤(ベイト剤)や粘着トラップを上手に使いましょう。ゴキブリがよく通る場所に置くのがポイントです。 たとえば、「ブラックキャップ」や「コンバット」のようなエサ剤は、キッチンや床下収納、シンクの下などに。粘着トラップは、食器棚の裏や冷蔵庫の裏など、ゴキブリが隠れやすい場所に置くと効果的です。 これらの製品は、有効期限や使用できる期間を守って使うことが大切です。エサが減っていたり、粘着面が汚れていたりしたら、すぐに新しいものに交換しましょう。同じ場所で1〜2ヶ月を目安に、置く場所をローテーションするのも効果的ですよ。 困ったら「プロの業者」に早めに相談する 自分で対策をしてもゴキブリがいなくならない場合は、早めに専門の業者に依頼しましょう。プロの業者は、ゴキブリの生態をよく知っているので、効果的な駆除をしてくれます。 業者を選ぶときは、何社かに見積もりを依頼して、サービス内容や費用、保証期間などをしっかり比べて選ぶのがおすすめです。もし夜中や休日に大量発生してしまったら、24時間対応してくれる業者を知っておくと、いざという時に安心です。連絡先を控えておくと良いでしょう。 まとめ:ゴキブリ対策で、ずっと快適な理想の我が家を! 注文住宅でのゴキブリ対策は、家を建てる前の計画段階から、隙間をなくす工夫や、ゴキブリが嫌がる材料を選ぶことがとても大切です。 そして、水回りや空気の通り道にも対策をし、必要であれば家を建てるときに虫よけの薬を塗ってもらうのも効果的です。 家が完成して住み始めてからも、定期的にお手入れをしたり、ゴキブリのエサ剤やトラップを上手に使ったり、もしもの時はプロの業者に相談したりすることで、ゴキブリのいない清潔で快適な家を長く保てます。 適切なゴキブリ対策をすることで、家族みんなが安心して健康に過ごせる、素敵なマイホームが実現しますよ!

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

家を建てるときに、ゴキブリが家の中に入ってこられないように、隠れた「入り口」をしっかりふさぐことが何よりも大切です。

まるで、泥棒が入ってこないようにカギを厳重にかけるのと同じようなイメージですね。

 

外壁と家の土台の隙間をなくそう

家の壁と土台のつなぎ目には、目には見えないけれど、小さな隙間やヒビ割れがあることがあります。

ゴキブリは、そんなわずかな隙間からスルッと家の中に入ってきてしまうんです。

だから、家を建てるときには、この隙間をゴムのような特別な材料(シーリング材)でしっかり埋めてもらいましょう。

このシーリング材は、雨水が入るのを防ぐだけでなく、ゴキブリのような小さな虫も通さないようにする力を持っています。

この作業をきちんとやってもらうことで、ゴキブリの侵入を根本から防ぐことができるんですよ。

 

窓やドア周りの「すきま風」をなくそう

窓やドア周りの「すきま風」をなくそう

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

窓やドアの周りは、ほんの数ミリの隙間があるだけでも、ゴキブリは簡単に通り抜けてしまいます。

だから、家を建てる際には、気密性が高い、つまり隙間ができにくい窓やドアを選ぶことがとても重要です。

例えば、窓には断熱効果も高めてくれるゴム製のパッキンが付いているものを選んだり、玄関ドアは閉まると自動的に隙間をふさいでくれる機能があるものだと安心です。

また、網戸の下の部分に、隙間を調節できる仕組みが付いているタイプもおすすめです。

こうすることで、外とつながるすべての場所で、ゴキブリの侵入をしっかりと防ぐことができるんです。

 

配管が壁を通る穴は「多重防御」で守ろう

配管が壁を通る穴は「多重防御」で守ろう

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

お風呂やキッチン、洗面所など、水回りでは水道管や排水管、換気扇のダクトなどが壁や床を通っています。

この「貫通部」と呼ばれる場所は、どうしても隙間ができやすいんです。

ここからゴキブリが侵入してこないように、いくつかの対策を組み合わせて「多重防御」を実現しましょう。

たとえば、ステンレス製の筒を穴に通して物理的に道をふさいだり、ゴムのような材料で隙間を完全に埋めたりします。

さらに、配管の周りに虫が入ってこられないようなネットが付いた枠を取り付けるのも効果的です。

こうすることで、配管周りのわずかな隙間も、長くゴキブリから守れるようになります。

 

ゴキブリが「嫌がる」素材の建材を選んでみよう!

ゴキブリが「嫌がる」素材の建材を選んでみよう!

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

家を建てる時に使う材料を選ぶのも、ゴキブリ対策には大切なポイントです。

ゴキブリが住みにくく、お掃除がしやすい素材を選びましょう。

 

水や汚れに強い床材で清潔に保つ

普通の木のフローリングは、水や油汚れが染み込みやすく、床の隙間に湿気やゴミがたまりがちです。

これが、ゴキブリにとって居心地の良い場所になってしまいます。

そこで、おすすめなのが、LVT(ビニル床タイル)や硬質ホモジニアスシート、タイルフローリングといった床材です。

これらは、ほとんど隙間がなく、水や汚れにとても強いのが特徴です。

汚れをはじいてくれるので、お掃除がしやすく、いつも乾燥した清潔な床を保てます。

ツルツルした表面はゴキブリの隠れ場所も減らしてくれるので、一石二鳥ですね。

 

お掃除が楽になるキッチン設備を選ぼう

キッチンは、食べこぼしや油汚れが出やすい場所なので、ゴキブリが寄ってくる大きな原因になります。

だから、汚れが残りにくい設計にすることが絶対条件です。

特に、シンクと調理台の間に継ぎ目がない一体成形シンクや、表面がガラス質で油汚れもこびりつきにくいホーロー製のキッチンパネル、そしてデコボコがなくサッと拭けるフラットなガラストップコンロなどがおすすめです。

これらの素材を組み合わせることで、キッチンの汚れを最小限に抑え、結果的にゴキブリの発生を強力に防ぐことができますよ。

 

水の通り道や空気の通り道にも「防虫ガード」を!

水の通り道や空気の通り道にも「防虫ガード」を!

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

家の中には、水が流れる場所や空気が入れ替わる場所があります。

こうした見落としがちな場所にも、しっかり対策をしましょう。

 

排水口の「水のフタ」をしっかりチェック!

お風呂や洗面台、シンクの排水口の下には、封水トラップ(水がたまる仕組み)というものがあります。

これは、水がたまっていることで、ゴキブリや嫌なニオイが下から上がってこないようにする、大切なフタの役割をしています。

家を建てるときに、このトラップがきちんと付いているか確認してもらい、住んでからも定期的にチェックすることが大切です。

例えば、長い間使わない排水口は、月に一度水を流して、水がたまっている状態を保ちましょう。

また、ゴミ受けの目詰まりを掃除して、水がスムーズに流れるようにすることも忘れずに。

 

換気口には「細かい網」を付けよう

壁や屋根にある、空気を入れ替えるための穴(換気口)には、ゴキブリのような小さな虫が入ってこないように、網戸のように細かい網(防虫金網)を付けることがおすすめです。

網の目が1.5mmよりも小さいものが良いでしょう。

この網は、年に一度、取り外して水洗いし、ホコリなどで詰まらないようにすることが大切です。

また、網を取り付けている周りのゴム(シーリング)にヒビがないかもチェックして、もしあれば補修しましょう。

 

床下の通気口には「頑丈な格子」を

家の土台部分にある床下への通気口も、ゴキブリの侵入経路になることがあります。

普通のカバーだけでは不十分な場合があるので、格子(こうし)が付いた防虫フードを組み込むことを考えましょう。

格子の幅が3〜5mmくらいの金属製のものを選び、さらに格子の後ろに虫を通さないフィルターを付けて、二重にブロックするのが効果的です。

床下は湿気や土ぼこりにさらされるので、ステンレスやガルバリウム鋼板といった、サビに強くて丈夫な素材を選ぶのがおすすめです。

 

家を建てるときに「虫よけの薬」も使ってもらおう!

家を建てるときに「虫よけの薬」も使ってもらおう!

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

注文住宅を建てるときに、ゴキブリが嫌がる薬を塗ったり、特殊な防虫対策を施工してもらったりすると、長期的にゴキブリの侵入を防ぐ効果が高まります。

 

建物に「防虫バリア」を作るコーティング

家の外壁や隙間に、ゴキブリが嫌がる成分を含んだコーティング剤やシーリング材を塗ってもらいましょう。

これが、ゴキブリの侵入を防ぐ「バリア」の役割を果たしてくれます。

例えば、外壁には、モルタルやサイディングなど、それぞれの外壁材に合った防虫コーティング剤を塗ってもらいます。

塗ることで、ゴキブリを寄せ付けない層が表面にでき、その効果が長く続くのに、見た目も損ないません。

窓やドアの周りの隙間にも、虫よけ効果のあるシーリング材を埋めてもらうと、気密性も高まり、ゴキブリの侵入を二重で防げます。

 

シロアリ対策と「一緒に」ゴキブリ対策も!

新しい家では、シロアリ対策も欠かせませんよね。

実は、シロアリ対策とゴキブリ対策は、同時に行うと費用を抑えられるだけでなく、お互いに良い影響を与え合うことが多いんです。

例えば、シロアリ対策でゴキブリの通り道にエサを置いて巣ごと駆除する「ベイト工法」と、床下の土や家の土台に薬をまいて長く効果を持続させる「散布工法」を組み合わせると、高い防除効果が期待できます。

また、シロアリ対策で行う床下の土を処理する工事は、床下の湿気を抑える効果もあります。

湿気はゴキブリも大好きなので、湿気が減ればゴキブリも住みにくくなるというわけです。

 

家に住み始めてからも「定期的なお手入れ」と「早めの対応」!

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

image:注文住宅の教科書:ゼロから始める理想の住まい

家が完成して住み始めてからも、ゴキブリが快適に過ごせないように、定期的にお手入れをしたり、もし見かけたら早めに対応することが大切です。

 

隠れた場所「パイプスペース」を定期的にチェック

床下や壁の裏にあるパイプスペースは、ゴキブリが隠れていたり、卵を産んだりしやすい場所です。

だから、半年に一度くらいの頻度で、以下のポイントをチェックしましょう。

配管のつなぎ目に隙間やヒビがないか、ゴムのようなシーリング材が劣化していないか確認する。

配管の周りに、結露や水漏れによる水たまりがないか、特に梅雨の時期などは注意して見る。

換気口の周りに、ホコリやゴミがたまっていないか、数ヶ月に一度は確認する。

住み始めてすぐに一度チェックし、その後は季節の変わり目などに合わせて定期的にチェックすることで、ゴキブリの侵入を早めに防ぐことができます。

 

ゴキブリのエサ剤やトラップを上手に使う

もしゴキブリを見かけるようになったら、市販のゴキブリ用エサ剤(ベイト剤)や粘着トラップを上手に使いましょう。

ゴキブリがよく通る場所に置くのがポイントです。

たとえば、「ブラックキャップ」や「コンバット」のようなエサ剤は、キッチンや床下収納、シンクの下などに。

粘着トラップは、食器棚の裏や冷蔵庫の裏など、ゴキブリが隠れやすい場所に置くと効果的です。

これらの製品は、有効期限や使用できる期間を守って使うことが大切です。

エサが減っていたり、粘着面が汚れていたりしたら、すぐに新しいものに交換しましょう。

同じ場所で1〜2ヶ月を目安に、置く場所をローテーションするのも効果的ですよ。

 

困ったら「プロの業者」に早めに相談する

自分で対策をしてもゴキブリがいなくならない場合は、早めに専門の業者に依頼しましょう。

プロの業者は、ゴキブリの生態をよく知っているので、効果的な駆除をしてくれます。

業者を選ぶときは、何社かに見積もりを依頼して、サービス内容や費用、保証期間などをしっかり比べて選ぶのがおすすめです。

もし夜中や休日に大量発生してしまったら、24時間対応してくれる業者を知っておくと、いざという時に安心です。連絡先を控えておくと良いでしょう。

 

まとめ:ゴキブリ対策で、ずっと快適な理想の我が家を!

注文住宅でのゴキブリ対策は、家を建てる前の計画段階から、隙間をなくす工夫や、ゴキブリが嫌がる材料を選ぶことがとても大切です。

そして、水回りや空気の通り道にも対策をし、必要であれば家を建てるときに虫よけの薬を塗ってもらうのも効果的です。

家が完成して住み始めてからも、定期的にお手入れをしたり、ゴキブリのエサ剤やトラップを上手に使ったり、もしもの時はプロの業者に相談したりすることで、ゴキブリのいない清潔で快適な家を長く保てます。

適切なゴキブリ対策をすることで、家族みんなが安心して健康に過ごせる、素敵なマイホームが実現しますよ!