「孤高のヒーロー、再び立ち上がる!」そんなフレーズがぴったりの映画が『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』です。主演はもちろんトム・クルーズ。彼が演じるジャック・リーチャーは、一匹狼でありながらも揺るぎない正義感を持つ男。無敵のアクションヒーローとして知られる彼ですが、今回の作品では、それだけにとどまらない新たな魅力が詰まっているんです。
この映画、ただのアクション映画と思ったら大間違い!前作以上にドラマ性が強調され、リーチャーが新たな「絆」を見出すまでの過程が丁寧に描かれています。一方で、トム・クルーズのキレッキレのアクションは健在で、手に汗握るチェイスや白熱の肉弾戦が次々と展開され、アクション好きも大満足の内容になっています。
この記事では、映画のあらすじや見どころ、さらにはキャストの裏話や関連するおすすめ映画まで、徹底的に語り尽くします。「孤高のヒーローがどのようにして新たな絆を築いたのか」を深掘りしていくので、まだ映画を観ていない方も、一度観たけれどもっと知りたいという方も、ぜひ最後までお付き合いください!
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の簡単なあらすじ(ネタバレあり)
注意:以下にはネタバレが含まれています!未鑑賞の方はご注意ください。
「一匹狼」という言葉がこれほど似合う主人公はいないですよね。トム・クルーズ演じるジャック・リーチャーは、どんな状況でも自分の信念を曲げず、圧倒的な行動力で敵を圧倒していく。その孤高の魅力が光る続編『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』では、彼がかつての仲間であり信頼するターナー少佐(コビー・スマルダーズ)を救うために立ち上がります。
物語は、ターナー少佐が不正の罪で逮捕されたところから始まります。彼女が巻き込まれたのは単なる内部問題ではなく、軍事企業が絡んだ巨大な陰謀。リーチャーは彼女を救出するために行動を開始しますが、ここにもう一つの要素が加わります。サマンサ(ダニカ・ヤロシュ)という少女が現れ、「リーチャーの娘かもしれない」と疑われる展開が!えっ、リーチャーに娘!? と驚いた方も多いのではないでしょうか。この設定が物語をより人間味あふれるものにしていて、ただのアクション映画にはとどまらない深みを与えています。
暗殺者(パトリック・ヒューシンガー)率いる軍事企業との戦いは、肉弾戦やチェイスシーンなどの連続で、観る者を息つく暇も与えません。そして、サマンサを守るという新たな使命が加わったことで、これまで孤高のヒーローだったリーチャーが「絆」というテーマに触れていく過程が、なんとも感動的なんです。
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の感想・見どころ
この映画、まず何と言ってもアクションが最高!トム・クルーズのキレッキレの動き、皆さんも感嘆しませんでしたか?車のチェイスシーンや素手での戦闘はもちろん、終盤の倉庫での暗殺者との対決は鳥肌モノでした。特に、一対一の場面では、リーチャーの肉体的な強さだけでなく、頭脳戦のような駆け引きも楽しめます。
でも、この映画の魅力はアクションだけじゃないんです。リーチャーというキャラクターが、今回の物語を通じて「守るべきもの」を見つける姿には、ドラマ性がたっぷり詰まっています。一匹狼として生きてきた彼が、サマンサという少女と接することで少しずつ心を開き、成長していく。例えば、彼女を必死に守ろうとする場面や、彼女の言葉に振り回される姿――そんな人間味のある瞬間には、思わず胸が熱くなりました。
ターナー少佐との掛け合いも見どころの一つです。彼女は単なる「助けられる女性」ではなく、リーチャーと対等にやり合う強いキャラクター。二人のやり取りには、どこかウィットに富んだ軽妙なテンポ感があり、映画全体のリズムを作っています。そして、彼女自身も自分の正義を貫きながら戦う姿勢が描かれており、観客として応援したくなるキャラクターです。
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のキャストや制作の裏話
トム・クルーズ(ジャック・リーチャー役)
トム・クルーズって、いつ見てもエネルギーが衰えませんよね!今回も、アクションシーンの多くを自ら演じているそうで、そのプロ意識には脱帽です。特に車のチェイスシーンでは、ほとんどスタントを使わず、自ら運転して撮影に臨んだとか。そのリアルさが画面にも伝わってきます。
コビー・スマルダーズ(ターナー少佐役)
『アベンジャーズ』シリーズでおなじみのコビー・スマルダーズですが、今作では彼女のアクションスキルが存分に発揮されています。ターナー少佐はリーチャーと肩を並べる存在として描かれており、冷静さと熱さを兼ね備えたキャラクター。彼女が戦闘に挑む姿は力強く、観ていて爽快です。
ダニカ・ヤロシュ(サマンサ役)
若手ながら堂々とした演技を見せたダニカ・ヤロシュ。彼女のキャラクターは、物語に感情的な重みを加える重要な存在です。リーチャーとサマンサの微妙な距離感や、次第に親子のような絆が芽生えていく過程は、映画の中で一番の感動ポイントかもしれません。
エドワード・ズウィック監督
ズウィック監督といえば『ラスト サムライ』でトム・クルーズとタッグを組んだことで知られていますよね。彼の得意とする「感情に訴えるドラマ性」が、今回の作品にも色濃く反映されています。アクション映画でありながらも、キャラクターたちの内面的な成長や絆を描くことに成功しているのは、彼の手腕によるものだと思います。
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を観た人におすすめの映画5選
この映画を観て「もっと同じような作品が見たい!」と思った方に向けて、おすすめ映画をいくつかピックアップしてみました。
- 『アウトロー』(2012年)
ジャック・リーチャーシリーズの第1作目。リーチャーの原点を知るならこれ!よりシリアスな雰囲気が特徴です。 - 『ミッション:インポッシブル』シリーズ
トム・クルーズ主演の代表作。特に『フォールアウト』は、息を呑むアクションと緊張感あふれるストーリーで一押しです。 - 『ジョン・ウィック』シリーズ
孤独なヒーローが好きな方におすすめ!キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックの復讐劇は、アクションの美しさが際立っています。 - 『イコライザー』(2014年)
デンゼル・ワシントン主演の作品。正義感に満ちた元特殊部隊員が、悪と戦う姿はリーチャーに通じるものがあります。 - 『ターミネーター2』(1991年)
リーチャーとサマンサの親子のような関係が好きな方におすすめ。シュワルツェネッガー演じるターミネーターが少年を守る姿に胸が熱くなります。
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』のまとめ
『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は、アクション映画としての爽快感に加え、キャラクター同士の絆や成長を描いた深みのある作品です。一匹狼だったリーチャーが、ターナー少佐やサマンサとの関係を通じて変わっていく姿は、ただのアクションヒーローにはない魅力を持っています。
「アクションだけじゃ物足りない」「でもシリアスすぎるのもちょっと…」という方には特におすすめの一本!観終わった後には、ぜひ紹介した関連映画にも手を伸ばして、リーチャーのような孤高のヒーローの世界観をさらに楽しんでみてください!
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